電動シャッターを復活してみる

我が家の車庫は親父のコダワリ(見栄とも言う)で2面とも安物ながら電動シャッターなのですが、一昨年あたりからオレが使っている方が不具合を起こしてしまい、手動に切り替えていました。

修理見積もりを依頼した所、原因と『推定』される部品の交換で5万円ほどとの回答だったため、保留にしていました。
…だって、1面で確か12～15万程度、普通の手動シャッターなら7万程度で取り付けできるハズなのに、見込み修理で5万はちょっと…ですよね。

で、ふとデスクの周りを片づけていたら、取り外していたコントロールユニットが出てきたので、試しに改めて動作確認してみる事にしました。
　
外していたユニットはスイッチからの操作を受け取る部分で、シャッター本体を制御しているのはシャッターの内部に取り付けられている様子。
ですので、カバーを外してみました。

こういうシャッターは本体以外の部分はオーダーメイドなので仕方ないんですが、カバー1枚だけ外せばOK！などという作りにはなっておりませんでした。
ま、2枚外したら大丈夫でしたけど。
シャフトのセンターに見えるのが制御するユニットみたいですね。

スペースを考えると当然ですが、想像してたよりモーター類はコンパクトで、ユニットの陰に隠れちゃいます。

で、ディップスイッチやら配線やら、素人が見ても頭上に『？』状態です…が！

虎の巻がユニットのカバーに貼られていました。
裏側は制御ユニットのディップスイッチの設定について。
今回は確認しただけで変更はしていません。


そして表側は、オレが取り外していたスイッチ操作側のユニットとの接続図。
…いや、何故コレがシャッター内に隠れる部品に貼られているの？というのも疑問ではあるんですが、憤慨したのは表側のもう1枚。

シャッターの上限、下限の再設定方法が記載されていました。
…コレは普段から確認しやすい部分に記載されているべきだと思うんだが…。

　
とりあえず接続図を確認しつつ、外していたユニットを取り付け。

…改めて元通りに取り付けしてみて気づいたんだけど、最初からアース接続してないんスね…。
大手でもこんな取り付けでOKなんだなぁ…。

　
話は戻って…。
このシャッターの不具合というのは、別に動かないとかスイッチが効かないとかではなく、
『ときどき自動で開閉する』のと、
『操作後まれに、上限と下限に達した後、勝手に再び元の位置に戻ろうとする』だけです。

…ええ、アッサリ書きましたが、電動シャッターの不具合としては最悪レベルです。
下を通るオレや愛車にとって、いつ降りてくるか分からないギロチンです…。

で、今回、シャッターのカバーを外す前は、ブレーキ的な部分のセンサーの不具合かな？と思っていたんですが、中のアレを見て気が変わりました。

アレ…つまり、ユニットのカバーに貼られていたシャッターの上限、下限の再設定方法を見ながら再設定してみたところ、不具合が出た時には鳴っていたブザー音が止まり、電源ランプは点滅状態から正常な点灯状態に…。

　
…まさか、何らかの理由でリミット設定が消去されていた影響でオーバーラン→異常検知して元の位置に戻ろうとしていただけ？

……いや、まさかねぇ。
5万の修理見積もりが出ていたモノが、再設定だけで直る訳ないですよねぇ…。
どのみち、『ときどき勝手に開閉する』の症状が説明つかないし。

とりあえず…久しぶりにリモコン操作で快適に使えております。
後は当面、様子見ですね。

　
　
・追伸
一応、メーカーの名誉のために書いておきますが、親父が使っている方は、シャッター本体も電動部分も、今まで10年以上ノントラブルです。
ただ…オレのリモコンは一度しか電池交換した事が無いのに、親父の方のリモコンは何度も電池切れを起こしております。
全く同じ製品のハズなんですが…。

コメント 2

リモコンの電池が消耗していないのが、気になるところです。
どっちにしろ、勝手に開け閉めというのは、確かに困り物ですね。
製品のバラツキっていうのはあるものですが、ここまで極端なのは
部品が中国物とかでしょうか。
by うえいぱうわ (2011-06-05 09:38) 

うえいぱうわさん＞
リモコンは使い方もあるんだと思いますが、使用頻度からだと、オレのリモコンもそれなりに消耗してなきゃいけないんですが…。

ユニットの製造国は確かマレーシアとか書かれていたような…。
大陸産よりはマシな気がします。(爆)
by TS (2011-06-05 09:51)