SSブログ

中一光学 (ZHONG YI OPTICAL) Lens Turbo MD-NEX [α(カメラ関連)]

α7、α7Rが発売されましたね。
nx59119c.jpg
さっそく実機に軽く触れてきたんですが、何よりもまず『ちょっとデカイ…』って印象です。
ミラーレスらしく厚さは無いのに、四角い板にレンズが張り付いているような感じ?
ただ、NEXやαを使っている人なら直感的に使える無難な操作感のようです。


そういえば、グローバルサイトでこんなモデルも見かけました。
a3000.jpg
α3000

見た目は従来のαと同様のデジタル一眼レフのように見えますが、Eマウントで、おそらくミラーレス機…。
イメージセンサーはAPS-Cの20.1万画素。
国内発表はされていないと思いましたが…ミラーレス機の個性的なスタイルに抵抗のある海外向けモデルでしょうか?
アクセサリーなどの拡張性はαに近いようです。


さて、買えないボディの話から、やっと本題へ。

a559084c.jpg
中一光学 (ZHONG YI OPTICAL) Lens Turbo MD-NEX

先日の記事の後、ポチッとしておりまして、土日で少し試し撮りしておりました。
そうそう、先日の記事にて、ブランド名を『RJ Camera』と記載しましたが、実際には『中一光学(ZHONG YI OPTICAL)』の製品のようです。
両社の関係(もしくは無関係なのか)は分かりませんが、当日誌では『中一光学(ZHONG YI OPTICAL)』の製品として記載・訂正します。


話を戻して、まずはおさらい。
レデューサーレンズの機能は、レンズのイメージを縮小(今回の場合は0.726倍)する事で、APS-C機に使用した場合、フルサイズに近い画角で撮影することが可能に…という興味深いもの。

それと、フルサイズより小さいAPS-Cのセンサーに、フルサイズ用のレンズの光を集中させる事になるので、明るさが増すというメリットもある…との事。

…頭では理解していても、一般的にはそれほど普及していない事を考えると、何か大きなデメリットがあるのでは?…などと疑心暗鬼になりつつも、使ってみました。

…カメラについては素人以上になるつもりのないオレの感想ですので、あまり参考にはならないと思いますけどね。
あくまで趣味として、ユル~くカメラを楽しんでいる方なら参考になるかな?…と。

まずは見た目。
a559086c.jpg
けっこう巨大なレンズが付いております…。

a559087c.jpg
よく考えてみたら、MetabonesのSpeed Boosterより安いとはいえ、オレが購入したカメラ用品としてはα55とNEX-5本体を除けば最高値の品。
最初は取り扱いが怖かったです…。

それから、買うときは全く意識していなかったのですが、通常のマウントアダプターと比較して全長も短くなるんですね。
a559088c.jpg
上がLens Turbo、下が通常のマウントアダプター。
単純にフランジバックの距離を合わせているマウントアダプターと違い、レデューサーレンズの補正も加わるぶん、寸法も変えられるのかな…?

a559089c.jpg
それでは、ようやく比較撮影を。
ボディはいずれもSONY NEX-5で、ボディ側、レンズ側ともにピント以外の設定は統一(絞りは開放)、同一のソフトにて縮小して掲載しています。

まずは50mmから。
nx59104c.jpg
マウントアダプター +
minolta MD ROKKOR 50mm 1:1.4
(約75mm相当)

nx59103c.jpg
Lens Turbo +
minolta MD ROKKOR 50mm 1:1.4
(約54mm相当)

明るさ抜群なのに、APS-C機だと75mm相当という微妙な焦点距離で今までは特別扱いだったレンズが、常用レンズに昇格できそうな画角に!
最短撮影距離が遠めなのは弱点ですが、食べ物撮影でも使えました♪

…テストのため開放状態で試したので、写りにシャープさが無いのはご容赦を。
画角はもちろんですが、同じ開放状態でもLens Turboの方が少し明るくなっているのもお分かり頂けるかと。


そしてオレのレギュラーレンズである28mm。
nx59102c.jpg
マウントアダプター +
minolta MD W.ROKKOR 28mm 1:2.8
(約42mm相当)

nx59101c.jpg
Lens Turbo +
minolta MD W.ROKKOR 28mm 1:2.8
(約30mm相当)

これが本来の28mm(実際には約30.5mm相当)の画角か…。
というか、フードでケラレるのは分かっていたんですが、代わりになるフードが無かったので、そのまま撮影。
ちなみに50mmの方は純正の16mmに使っていたフードを拝借したのですが、それでもケラレているように見えるのは気のせいだろうか…?
それとも周辺光量不足ってやつかなぁ…??


画角と明るさはだいたいこんな感じに変わります。
で、画質については調べてみると「明らかに悪化する」という玄人の方の意見が見られるのですが、オレのような素人の用途ではさほど気になりません。
それ以上に、今あるレンズで新たな画角と明るさが手に入るメリットの方が大きいですね。

そもそも画質を重視するなら、展示処分品のNEX-5に自分と同い年くらいのレンズではなく、α99とツァイスのレンズを24…いや、48回払いとかで買いますから…。

…一瞬、Aマウント-NEXのレデューサーレンズを買った方が幸せになれたんじゃ…?とも思ったのですが、よく考えたらミノルタのAFレンズ以外は、APS-C用のDTレンズしか持ってないんですよねオレ♪
nx59110c.jpg
そんな訳で、当日誌の今後の写真は今回使った2種類のレンズと、Lens Turboの組み合わせでの撮影がメインになると思われます。

※後日追記
従来の中国製アダプターの例に漏れず、ピントはかなりオーバーインフ気味です。
オレは今までもオーバーインフな廉価アダプターしか使っていないので慣れていますが、ピッタリ無限遠を求める方には不向きかと思います。
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 7

コメント 4

やなぼー

いろいろやってますね~(^_^;)
私は、底なし沼に嵌まらぬよう、現在の状況で満足することにしてます。
まあ、これ以上を求めると、財布の方が泥沼だ(爆)
でも、明るい単焦点は欲しいんだよな~(>_<)
by やなぼー (2013-11-19 11:50) 

TS

やなぼーさん>
オレから見ると、やなぼーさんは望遠レンズやボディなど、現在の状況が既に究極的ですよ…。(汗)

レデューサーレンズ、もともと導入を決めたのも、
『高価なフルサイズのボディを買わなくても、これでフルサイズに近い画角が体験できるのでは!?』という貧乏根性なんですよ。(爆)
今のところ、思ったよりも使えそうで安堵しております。(笑)
by TS (2013-11-19 18:03) 

うえいぱうわ

いいですね、これ。
レンズ本来の画角になると、見え方も変わって
きますから、一粒で二度美味しいって事に!(笑)

画質、使っていて気にならないなら、問題はないと
思います。あ、そういえば・・・。
画質がー、画質がーって重箱の隅をつつくように
画質を追い求めるわりに、プロテクトフェルターは
絶対に付けるという御仁を見かけた事があります。
フィルター一枚につき、反射面が増えるわけです
から画質が「確実に」下がってるハズですけどね(笑)
by うえいぱうわ (2013-11-21 02:07) 

TS

うえいぱうわさん>
一粒で二度!まさにそんな感じで、今まで使えなかった画角での撮影にもチャレンジできそうです♪
Lens Turboは逆光にも弱いとの感想も見かけましたが、ウチのはもともと逆光に弱いオールドレンズなので…。(爆)

そういえば、フィルターがゴーストとかの原因になる事もあるそうですね。
自分は画質よりもレンズ本体が大事なので(笑)、常用レンズには必ず付けていますが、カタログに掲載されているような素敵な写真は、やはりスッピンのレンズで撮影されているんでしょうね。
by TS (2013-11-21 19:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。