滝沢市のキャンプ場に行ってきた！ [ツーリング＆ドライブ]
根底にあるのは現実逃避というネガティブな事情ながら、おかげで近年では稀に見るほど有意義に過ごしている最近のプライベートな時間。
オレが最も恐れるものと同列にされがちな『秋の空』が、今年は意外に素直な事にも救われております。
という訳で、先日はお隣、岩手県の滝沢市にて一泊してきました。
主目的は前回に引き続き、現状装備の問題点などを洗い出す事ですが、単純に自分のリハビリも兼ねております。
…で、さっそく判明している問題点。
バッグひとつ減らしたのに、見た目の積載量が全然変わらん…。
そこでようやく、入れ物が無くなっても中身の量が変わらなければ無意味だと気づく…。
ともあれ、途中経過は相変わらずの省略で、既に八幡平のすぐ近くです。
また昼近くの出発になってしまったので、あまり時間的な余裕が無かったんですよ…。
鹿角市側のアスピーテラインの入り口を玉川方向に数kmほど南下した所にある大場谷地園地という場所なんですが、先日通った時に…
この標識があったのを思い出して、少し寄り道してみました。
『その他の危険』標識ですね。
従来の標識で表現できない危険がある場所に設置される標識…と習った記憶があるんですが、むしろ大雑把すぎて状況把握に困る標識とも言えそうです。
ここの場合はおそらく、見通しの悪いカーブで駐車場あり、横断者あり…って所でしょうか？
遊歩道が整備されているのですが、ほんの少し歩くとこんな光景が見られました。
更に奥の方にも進めるルートがあったようですが、どうもそちらは途中から超上級ルートに突入するらしく、単独での入山不可なうえにガイドの同行を求める注意がありました。
そこから少し戻ってアスピーテラインに入り、既に色付き始めていた木々を眺めながらノンビリ登っていきます。
…その気が無いのに、乗用車やバスが次々と道を譲ってくれるので、結局はそれなりのペースで走る羽目になるのですが…。
時期的に、今年は今回がラストかな？
来年は頂上にも登ってみたいなぁ。
そして途中から八幡平樹海ラインに入り、また景色を楽しみながら岩手山のふもと、滝沢市(※)にあるキャンプ場を目指します。
…が、キャンプ場に近づくにつれて問題が発生。
何故かナビが正しいルートを案内してくれず、閉鎖されているダートや見当違いの方向に向かうことを指示し、同じ所を往復したりで30分以上ロスする事に…。
最終的な目的地だけは正しく認識できていたので、目的地の方向だけを頼りにナビの案内を完全無視した結果、10分とかからずに到着…結局、ナビが迷った原因は不明です。
※そういえば、前は『滝沢村』だったよね…？と思ったら、以前から人口5万人を超えるマンモス村だったのが、今年の1月1日付で一気に『滝沢市』にクラスチェンジしたようです。
滝沢市 相の沢キャンプ場
ともあれ、今回は受付には間に合う時間に辿り着けたので無事に利用申し込みを済ませ、手元が明るいうちにテントの設営完了。
ゆっくりする時間も惜しむ勢いで、別件の用事もあって今度は盛岡市に向かいました。
市内に入る前にすっかり暗くなりました。
必要なモノを買い足したりしつつ、盛岡駅まで足を伸ばします。
いつも下の道路しか走っていなかったので知らなかったんですが、いつからこんな建物があったんだろう…？？
アイーナという公共施設らしい。
秋田駅だと東口が裏口ですが、盛岡駅は西口が裏口で、連絡通路で正面側に出てきました。
今回も自炊装備は用意していないので、手頃な飲食店を探し歩きます。
冷麺食べたいなぁ…と思ったのですが、ちょうど夕食時に独りで焼肉屋さんや居酒屋に突撃する度胸は無いので、散策も兼ねて歩きます。
車やバイクでは走っているとはいえ、それほど土地勘ある訳ではないので、ゆっくり歩いてみるとなかなか新鮮。
少し進むとアーケード街に突き当たりました。
あ、盛岡の大通りってここなんだ！
名前の割に道が狭いって事は、かなり古い通りなんだろうなぁ…と思いながら進んでいくと、イタリア3色旗を掲げているお店を発見。
ま、冷麺は今度また悪友らと来た時でも良いか！と、今夜はここで食べる事に。
…コレが予想以上の大正解！
villa88 カプチーノ
カフェ以外でリーフのラテアートが出てきたのは初めてな気がします…！
シェフからお話しを聞いたら、そもそも母体がコーヒー店(villa・カナイコーヒー)だそうで、パスタやピザだけでなく、コーヒーにも妥協は無い模様。
…外食探索記、いよいよ岩手編もスタートだなコレは…という事で、スタッフの方に後日の再訪を約束しつつ、大通りを後にしました。
夜の町並みも良い…んですが、モニターで水準器モードを使ってるのに何故に斜めになってるんだろ、オレ？
駅のすぐ近くに川があるのも盛岡の特徴ですね。
空間に余裕が生まれて他の町とは違う表情が出ている気がします。
滝沢市のキャンプ場に戻る道は国道から外れると街灯もほぼ皆無の真っ暗な道ですが、ほぼ直線なのでさほどの不安もなく走れます。
…途中でバイクが不調になったら軽く泣けそうですけど。
キャンプ場も真っ暗かと思いきや、到着すると炊事場の暖かな灯りが見えました。
サイトの所々に星空を邪魔しない程度の街灯もあり、トイレはセンサー式のライトが使われているという至れり尽くせりっぷりで、噂通り、無料というのが信じ難いほどの優良キャンプ場です。
ええ、ここ無料なんですよ！！
ま、一応、協力金箱がトイレに設置されていて、そのお金が施設の維持などに活用されているとの事で、大半の人は多かれ少なかれ入れているようです。
そりゃねぇ…これほどの設備をタダで使うほど厚かましくはなれないもんなぁ…。
月のない夜、だいぶ冷え込んでおりましたが、イロイロと収穫の多い夜でした。
そして翌朝。
…実は今回は寒くてなかなか眠れず、今のシュラフでは初秋が限界という結論に達しました。
収納サイズの問題もありますし、年内にまたキャンプするなら、シュラフの更新は必須のようです。
お隣さんはご夫婦？だったようですが、自分がほとんどキャンプ場に居なかったので挨拶もできず、少し残念。
ま、中年独り旅のライダーに挨拶されても引かれそうではありますが…。
帰路はまたまた時間的な都合で、西根ICから高速を利用。
途中、花輪SAで朝食がわりにラーメンを注文。
…これまた久々に食べたSAメニューが何とも美味い。
今回は半ば地元のSAだったので普通にラーメンでしたが、SAでその土地の特産品を食べるのもアリだなぁ…と考えを改めました。
ここからは慣れた道を戻り、無事に帰宅となりました。
さて、今回利用した『相の沢キャンプ場』ですが、背後には岩手山、正面には牧場が広がる素敵ロケーションです。
夜も灯りがあるトイレや炊事場を備え、荷物の搬入時に限り、サイト近くまで車の乗り入れも可。
…まぁ、駐車場からは砂利道なので自分は歩いて持ちこみましたが、せいぜい100m程度ですしね。
受付は駐車場の隣にある『たきざわ自然情報センター』で、日中は管理者の方が常駐しているようです。
自分は当日その場で受付して頂きましたが、おそらく電話連絡でも可と思われます。
盛岡市からは少し距離がありますが、小岩井農場から一直線で到着できる場所なので、夏は利用者も多いようです。
個人的にも、盛岡近郊の散策時には積極的に利用したいと思えるキャンプ場でした。
ただし、途中に案内標識などは見当たらず、駐車場の入り口も少し分かり難いのでご注意下さい。
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岩手県滝沢市
『相の沢キャンプ場』
岩手県滝沢市砂込389-18(たきざわ自然情報センター)
HP：http://www.city.takizawa.iwate.jp/cp_ainosawa
営業期間・4月下旬～11月上旬
利用料金・無料(協力金にて維持管理されています)
駐車場・あり
利用受付・たきざわ自然情報センター(駐車所に隣接)
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オレが最も恐れるものと同列にされがちな『秋の空』が、今年は意外に素直な事にも救われております。
という訳で、先日はお隣、岩手県の滝沢市にて一泊してきました。
主目的は前回に引き続き、現状装備の問題点などを洗い出す事ですが、単純に自分のリハビリも兼ねております。
…で、さっそく判明している問題点。
バッグひとつ減らしたのに、見た目の積載量が全然変わらん…。
そこでようやく、入れ物が無くなっても中身の量が変わらなければ無意味だと気づく…。
ともあれ、途中経過は相変わらずの省略で、既に八幡平のすぐ近くです。
また昼近くの出発になってしまったので、あまり時間的な余裕が無かったんですよ…。
鹿角市側のアスピーテラインの入り口を玉川方向に数kmほど南下した所にある大場谷地園地という場所なんですが、先日通った時に…
この標識があったのを思い出して、少し寄り道してみました。
『その他の危険』標識ですね。
従来の標識で表現できない危険がある場所に設置される標識…と習った記憶があるんですが、むしろ大雑把すぎて状況把握に困る標識とも言えそうです。
ここの場合はおそらく、見通しの悪いカーブで駐車場あり、横断者あり…って所でしょうか？
遊歩道が整備されているのですが、ほんの少し歩くとこんな光景が見られました。
更に奥の方にも進めるルートがあったようですが、どうもそちらは途中から超上級ルートに突入するらしく、単独での入山不可なうえにガイドの同行を求める注意がありました。
そこから少し戻ってアスピーテラインに入り、既に色付き始めていた木々を眺めながらノンビリ登っていきます。
…その気が無いのに、乗用車やバスが次々と道を譲ってくれるので、結局はそれなりのペースで走る羽目になるのですが…。
時期的に、今年は今回がラストかな？
来年は頂上にも登ってみたいなぁ。
そして途中から八幡平樹海ラインに入り、また景色を楽しみながら岩手山のふもと、滝沢市(※)にあるキャンプ場を目指します。
…が、キャンプ場に近づくにつれて問題が発生。
何故かナビが正しいルートを案内してくれず、閉鎖されているダートや見当違いの方向に向かうことを指示し、同じ所を往復したりで30分以上ロスする事に…。
最終的な目的地だけは正しく認識できていたので、目的地の方向だけを頼りにナビの案内を完全無視した結果、10分とかからずに到着…結局、ナビが迷った原因は不明です。
※そういえば、前は『滝沢村』だったよね…？と思ったら、以前から人口5万人を超えるマンモス村だったのが、今年の1月1日付で一気に『滝沢市』にクラスチェンジしたようです。
滝沢市 相の沢キャンプ場
ともあれ、今回は受付には間に合う時間に辿り着けたので無事に利用申し込みを済ませ、手元が明るいうちにテントの設営完了。
ゆっくりする時間も惜しむ勢いで、別件の用事もあって今度は盛岡市に向かいました。
市内に入る前にすっかり暗くなりました。
必要なモノを買い足したりしつつ、盛岡駅まで足を伸ばします。
いつも下の道路しか走っていなかったので知らなかったんですが、いつからこんな建物があったんだろう…？？
アイーナという公共施設らしい。
秋田駅だと東口が裏口ですが、盛岡駅は西口が裏口で、連絡通路で正面側に出てきました。
今回も自炊装備は用意していないので、手頃な飲食店を探し歩きます。
冷麺食べたいなぁ…と思ったのですが、ちょうど夕食時に独りで焼肉屋さんや居酒屋に突撃する度胸は無いので、散策も兼ねて歩きます。
車やバイクでは走っているとはいえ、それほど土地勘ある訳ではないので、ゆっくり歩いてみるとなかなか新鮮。
少し進むとアーケード街に突き当たりました。
あ、盛岡の大通りってここなんだ！
名前の割に道が狭いって事は、かなり古い通りなんだろうなぁ…と思いながら進んでいくと、イタリア3色旗を掲げているお店を発見。
ま、冷麺は今度また悪友らと来た時でも良いか！と、今夜はここで食べる事に。
…コレが予想以上の大正解！
villa88 カプチーノ
カフェ以外でリーフのラテアートが出てきたのは初めてな気がします…！
シェフからお話しを聞いたら、そもそも母体がコーヒー店(villa・カナイコーヒー)だそうで、パスタやピザだけでなく、コーヒーにも妥協は無い模様。
…外食探索記、いよいよ岩手編もスタートだなコレは…という事で、スタッフの方に後日の再訪を約束しつつ、大通りを後にしました。
夜の町並みも良い…んですが、モニターで水準器モードを使ってるのに何故に斜めになってるんだろ、オレ？
駅のすぐ近くに川があるのも盛岡の特徴ですね。
空間に余裕が生まれて他の町とは違う表情が出ている気がします。
滝沢市のキャンプ場に戻る道は国道から外れると街灯もほぼ皆無の真っ暗な道ですが、ほぼ直線なのでさほどの不安もなく走れます。
…途中でバイクが不調になったら軽く泣けそうですけど。
キャンプ場も真っ暗かと思いきや、到着すると炊事場の暖かな灯りが見えました。
サイトの所々に星空を邪魔しない程度の街灯もあり、トイレはセンサー式のライトが使われているという至れり尽くせりっぷりで、噂通り、無料というのが信じ難いほどの優良キャンプ場です。
ええ、ここ無料なんですよ！！
ま、一応、協力金箱がトイレに設置されていて、そのお金が施設の維持などに活用されているとの事で、大半の人は多かれ少なかれ入れているようです。
そりゃねぇ…これほどの設備をタダで使うほど厚かましくはなれないもんなぁ…。
月のない夜、だいぶ冷え込んでおりましたが、イロイロと収穫の多い夜でした。
そして翌朝。
…実は今回は寒くてなかなか眠れず、今のシュラフでは初秋が限界という結論に達しました。
収納サイズの問題もありますし、年内にまたキャンプするなら、シュラフの更新は必須のようです。
お隣さんはご夫婦？だったようですが、自分がほとんどキャンプ場に居なかったので挨拶もできず、少し残念。
ま、中年独り旅のライダーに挨拶されても引かれそうではありますが…。
帰路はまたまた時間的な都合で、西根ICから高速を利用。
途中、花輪SAで朝食がわりにラーメンを注文。
…これまた久々に食べたSAメニューが何とも美味い。
今回は半ば地元のSAだったので普通にラーメンでしたが、SAでその土地の特産品を食べるのもアリだなぁ…と考えを改めました。
ここからは慣れた道を戻り、無事に帰宅となりました。
さて、今回利用した『相の沢キャンプ場』ですが、背後には岩手山、正面には牧場が広がる素敵ロケーションです。
夜も灯りがあるトイレや炊事場を備え、荷物の搬入時に限り、サイト近くまで車の乗り入れも可。
…まぁ、駐車場からは砂利道なので自分は歩いて持ちこみましたが、せいぜい100m程度ですしね。
受付は駐車場の隣にある『たきざわ自然情報センター』で、日中は管理者の方が常駐しているようです。
自分は当日その場で受付して頂きましたが、おそらく電話連絡でも可と思われます。
盛岡市からは少し距離がありますが、小岩井農場から一直線で到着できる場所なので、夏は利用者も多いようです。
個人的にも、盛岡近郊の散策時には積極的に利用したいと思えるキャンプ場でした。
ただし、途中に案内標識などは見当たらず、駐車場の入り口も少し分かり難いのでご注意下さい。
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岩手県滝沢市
『相の沢キャンプ場』
岩手県滝沢市砂込389-18(たきざわ自然情報センター)
HP：http://www.city.takizawa.iwate.jp/cp_ainosawa
営業期間・4月下旬～11月上旬
利用料金・無料(協力金にて維持管理されています)
駐車場・あり
利用受付・たきざわ自然情報センター(駐車所に隣接)
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岩手内陸観光には、良いところですね！
今年の岩手は、三陸だったからな～(^_^;)
近年のSAグルメは、なかなかイケますよ(^_-)
昔は、カレーかそばくらいしか食えなかったけど・・・(爆)
こっちは、風が結構出てきました。
台風の影響か・・・！？
昨日は30℃越えだし・・・(>_<)
by やなぼー (2014-10-04 07:32)
やなぼーさん＞
アスピーテラインから向かうと、岩手山をぐるりと迂回しなきゃいけないのが数少ない難点ですが、秋田＆角館側から来た場合は迷う要素が殆どありません。(笑)
今は一泊1000円を超えるキャンプ場も多い中、無料なのに凄く良いキャンプ場でした。
SAは週末の日中だと混雑で立ち寄り難いトコがあるので避けていたんですよ。(笑)
でも、朝と夜なら大丈夫そうなので、今度からは上手く利用して行きたいと思います♪
今週は天気予報が殆ど確認できていなかったのですが、台風がかなり勢いを増してたんですね。
10月で30度越えとは…衣替えのタイミングが掴めませんね。(苦笑)
by TS (2014-10-04 08:32)