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デイトナのバイク専用電源を取り付けてみた [V-TWIN MAGNA]

という訳で、前回の記事にて予告した品、取り付けしてみました。
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デイトナ バイク専用電源 USB1ポート&シガーソケット1ポートタイプ

以前、ブラックバードでUSB電源を取り付けた時NEWINGというブランドのUSB電源が主流で、他社製品はあまり出ていなかったのですが、今は他ブランドからも発売されており、パソコンの館でしばらく悩んだ末にデイトナ製品を選びました。

今回の主目的はシガーソケット電源でして、実はUSB電源は必要なかったのですが、将来的には使う可能性が高いことからシガーソケットとUSBを使える製品をチェック。
デイトナの製品はそれぞれの差し込み口が独立して取り付けられる事から、今回の用途に適すると判断しました。。
ま、そのぶん取り付けの手間は増えるので、分離して運用する予定のない方は他社製品を選ぶ方が楽かと思います。
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で、この製品、意外と拘った作りになっておりまして、写真で赤く囲んだ部分の電源側と、黄緑で囲ったソケット側のハーネスを白いコネクターで接続して使用する訳ですが、電源側をバッテリー直結で使用する場合、この中間のコネクターに別売りの回復微弱充電器などを接続する事が可能となっています。
ただ、バッテリー直結にするという事は、エンジン停止中でもソケットを使用できちゃう訳で、注意しないとバッテリーがご臨終される危険性が…。
どうせハーネスが別々にできるなら、ソケット側のハーネスにキーON電源用のリレーも取り付けたら良いのに…とも思ったのですが、コスト上がるだけですもんね。
後日、気が向いたらリレーでON/OFFできるように配線を加工しようかと。

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シガーソケットとUSBは写真のように分岐しています。
主にハンドルバーに固定する事を想定していて、固定用の簡易的なベースや結束バンドも2つずつ付属しています。
電源側も含めて前後の配線もだいぶ余裕があるので、大半の車種で自由度の高い取り付けが可能かと思われます。

ただ、良い所があれば難点もありまして…。
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前述のNEWINGの製品が柔らかいゴム製のフタで差し込み口の防水性を確保していたのに対し、デイトナは樹脂製の屈強なフタと内側のゴムによって防水性を確保しています。
それは良いんですが…このフタ、屈強すぎて激しく固いんです…。
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差し込み口の形状にピッタリのゴムが完全に密閉してくれるようで、高い防水性と引き替えに開ける時の労力が…。
それと、当然ながら電源使用時はフタがオープンになるので、防水性は確保されません。
NEWINGの製品は簡易的ながらUSB用の防水キャップが付属していて、USBを接続したままでも多少の防水性を確保できます。
となると、デイトナのコレは雨天時には使用しない事が絶対条件になる訳ですが、バイクの走行中は晴天でも防塵性が欲しいシーンがあったりしますし、使用時にも多少の保護性能は確保して欲しかった所です。


それでは取り付け作業に。
ブラックバードのタイヤ交換まで当面はマグナをメインに使う予定ですので、マグナに取り付けます。
ひとまず様子見…という事で、製品には手を加えず、バッテリー直結にします。
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フルカウル車と違ってスペースが無いため、配線の取り回しや取り付け箇所に少し悩みましたが、シガーソケット部をシートの左下に設置、電源ハーネスとの接続部も左サイドカバー部の収納を開くと取り出せる位置にしました。
貼り付け固定のための両面テープも付属していますので、手頃な位置にパイプ状の取り付け箇所が無い車種でも大丈夫です。

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USB側はまだ使用する予定が無いので、他の余った配線と共に右サイドカバー部に詰め込みます。
おそらく実際に使う事になったら、ハンドルバーへの取り付けか、積載した荷物の中に引き込む事になると思います。
いずれ位置が確定したら、配線の取り回しや長さの適正化とキーON電源からのリレー制御まで行いたい所です。

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シートやサイドカバーを取り付けると、こんな感じに。
ただ、位置的にはちょっと失敗でしたね。
バイクを降りて取り回す時、この位置にお尻や太ももを当てて押す時があるんです。
まぁ、マグナは軽いので車体に身体を付けなくても移動できますが…。

では早速、テストな訳ですが…
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…先端部しか刺さらない。
って、製品の見た目で予想していた事なのですが、そもそもソケットの深さが無いので、プラグの形状によっては差し込みが緩い状態になります。
後日、とりあえず輪ゴムを付けて抜け落ちないようにしております。

ところで何のプラグかと言いますと…
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ユニクロで買ってきたフリース

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…の内側に仕込んだ電熱線のプラグだったりします。
ええ、ブランド品は高価すぎて手が出ないので、ネットから情報を集めて自作してみた次第です。
ここ数日、電源はもちろん、この半・自作の電熱フリースのテストも行っておりました。

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当初は「これで冬でも快適に革ジャン使えるんじゃね!?」とか期待していたのですが、自分、フリース買ったの久しぶりすぎて忘れておりました…フリースの通気性。
Wネックのライダースだと襟元から入る風が電熱線を見事に冷却してくれます…。

やはりライディングでは防風性って超重要だな…と思いつつ、メインの冬用装備でのテスト結果。
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これは期待通りの暖かさでした!
防寒装備としてはハクキンカイロ並みに有り難い一品になってくれそうです。
…ただ、使用しているのが安い電熱線なので、1シーズン保てばラッキー♪くらいの品質らしいんですけどね。

後はマグナの発電能力が電熱線の消費電力より勝っているか否か…ですが、それはもう少し使ってみないと何とも言えないようです。

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コメント 6

HIRO

こんにちは。
装着&テストお疲れ様です。
やってみないと判らない事が...
by HIRO (2014-11-29 08:25) 

Jyo

なんでシート脇にソケット?って思いましたが
電熱ジャケット用には丁度いい場所ですね
暖かそうでイイなぁ・・・

by Jyo (2014-11-29 13:41) 

TS

HIROさん>
これから来春まで、実際どれくらい乗れる日があるのかは不明ですが、それなりに使って寿命や問題店を炙り出したい所です。
…ただ、出先で断線とかして帰りに電熱効果が無くなったら、自身の耐寒性テストに切り替わるのが恐怖ではあります…。(爆)
by TS (2014-11-29 16:14) 

TS

Jyoさん>
フリースに取り付ける時に、あまり深く考えずに左ポケットにコードを入れたので、電源もとりあえず車体の左側で一番近い所に設置してみたのですが、フリースのコードもハンドルまで届くくらいの長さはありますし、別の場所でも大丈夫そうです。(笑)
手間を除けば、フリースを除いた材料が2500円もあれば揃えられますので、暇を持て余した時に自作してみるのも手です♪

ハンドルカバー+電熱線も作ってみたいと思っている今日この頃ですが、来週にはいよいよ雪が来そうですね。(汗)
by TS (2014-11-29 16:28) 

やなぼー

クールスーツのひっくり返しですね(^_^;)
赤ビーだと、夏場の方が苦労するからな~
ウチも、夏場にオープンを可能なように・・・
は、無理だよね~(爆)
by やなぼー (2014-11-29 16:56) 

TS

やなぼーさん>
オープンカーはイメージと違って、真冬より真夏の方がオープンし辛いんでしたね。(汗)
衣類で何とかするとなると、(見た目を無視するなら)今はエアコン服とかあるみたいですが、日差しが防げない以上は限界があるんですよね。

ホンダの予告通りにS660が出てくれれば、来年以降は自分も同じ悩みを抱けると期待しているのですが、本日、ライフが新たな故障を起こしまして、はたしてS660の発売まで保つのか不安になっている最中です。(苦笑)
通常の走行には支障は無いんですけどね…。
by TS (2014-11-29 21:17) 

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