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2017秋の新潟キャンプツーリング・後編 [ツーリング&ドライブ]

さて、10月なのにぐっすり快眠できた翌朝。
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ここのキャンプ場は一晩のテント泊を4グループくらいに限定しているようで、それほど広くないサイトですが、パーソナルスペースは十分に確保する事ができます。
事前に弥彦総合文化会館に電話で連絡し、利用の可否を確認してから、夕方までに文化会館で手続きすれば無料で利用できます。
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写真奥に写っているのが炊事場で、ちょうど撮影している場所の後ろ側のやや離れた所にトイレがあり、どちらも小さく簡素なものですが、何しろMAXで4グループ程度なので、十分な規模でしょう。

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車両の乗り入れは禁止との看板がありましたが、バイクは可と聞きまして、こんな状態でした。
ちなみに車でいらしている方もすぐ近くに車を停めていましたし、トレーラーを置いている方もいらしたので、その辺はだいぶ緩そうな気も…とはいえ、ご利用の際は手続きの時に確認して頂いた方が良さそうですね。

…自分の時は文化会館に何かの業者さんが来ていて、職員の方が凄く忙しそうでして、ろくな説明も質問する暇もなく手続きを片付けられまして…。

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そうそう、ここの正式名称は弥彦城山森林公園キャンプ場…のようです。
城山…という事で、やなぼーさんに倣い、朝の散歩がてらすぐ近くにあるという城跡を目指してみる事に。

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遊歩道的に整備はされているのですが、木質チップを固く敷き詰めたような道は…傾斜と湿気のコンボで割と悪路に強いブーツ装備の自分が神経をすり減らすレベルの歩き易さ。
ほぼ山のカタチをそのまま利用したっぽい…尾根伝いの滑りやすい遊歩道を進むと、空堀の跡という場所に到着。
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…空堀というか、山の斜面そのものというか…谷の間に続く狭い尾根。
現代の常識で考えるなら、下から鎧着て攻め上がるのは無理かと。

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空堀の先で本丸のある山に突き当たって右手に曲がり、相変わらず細い道が続きます。
熊かカモシカなら他のルートという選択肢があるかも知れませんが、人間ならここ以外は無理っぽい。
そしてしばらくは左手上方の本丸から射られ放題な(守り側の)ボーナスステージです。

実はもの凄く堅固な城だったのでは!?との期待に胸を膨らませ、桔梗城本丸跡に到着。

…ほぼ、本丸跡全景。
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……狭っ!!!!
弘前城の追手門すら収まらない面積…コレ、食料の備蓄が少なすぎて籠城とか無理だろ…。
退路を断つだけで容易に落ちる気がする。
まぁ山城だと床面積が限られるのは仕方ないですけど。

なお、ツインリンクもてぎのある栃木県茂木町の城跡、茂木城も桔梗城と呼ばれるようですが、あちらは本格的な規模の城跡らしいです。

そういえば、往復ともに滑る足元が怖すぎて熊の存在を忘れてましたが、冷静に考えると割と居そうなエリアだったな、と…。


さて、軽い朝食を済ませてからノンビリと撤収。
残っていた2組に別れの挨拶をして出発しました。

…たまたま、なのかも知れませんが、新潟の男性は割と部外者にも気さくに話しかけてくれる気がします。
自分で言うのもアレですが、同じ雪国でも警戒心のカタマリな秋田人とは違うなぁ…。

なお、自分の場合は中年以上の女性に弄られるのと、若い女性に完全スルーされるのは(たぶん)日本全国どこでも同じなので、地域性については判断できません。


話を戻して。
さすがに西や南への県境越えは断念しましたが、もう少し先に向かってみます。
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もはや走った事のないエリアなので、気まぐれに道の駅とかに立ち寄りつつ、海が見える方に向かってみる事に。

そうして海沿いを走っていると、唐突に凄く繁盛してる様子の市場に差し掛かり、美味そうな匂いに誘われるように立ち寄って見る事に。
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後日、新潟の人に聞いたら、
『新潟は、とりあえず寺泊を押さえておけばOKですからねぇ』とまで言われる有名な場所でした。

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昼にはだいぶ早い時間だった事もあり、食堂でじっくり食べる事はできませんでしたが、美味かった…。
そして、どこのお店でも売り子の女の子がめちゃ可愛い…よし、また行こう。

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刃物屋さんもありましたが、市場街だけに、ここは包丁とか調理用刃物に強いブランドのようです。

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さて、美人を市場を満喫して駐車場に戻ると、ウチの過積載ブラックバードが原付に見えるような車両が隣に並んでおりました。
一番奥のスパイダーは秋田じゃ殆ど見た事ありませんが、他県では見かけるようになりましたね。
ガチでリバーストライク作って成功した最初のモデルと言えそうです。

近くの港には佐渡行きの船着き場があったので、何となくそこを見てから帰路につく事にしました。
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いつか佐渡にも渡ってみた…って、そもそも船が苦手で北海道すら避けてる自分に、佐渡に行く機会があるとはちょっと考え難いか…。
ま、船を克服したら行ってみたい所です。


そうそう、今年は連休の時期を除いてずっと行われていたようですね、高速のドラ割キャンペーン。
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もはやバイクはシーズンオフ間近という気配もしておりますが、一応、12月25日まで利用できるようなので、南東北から北東北の紅葉見物に、もしくは北東北から12月に行われる仙台光のページェントを見に行くのも、使い方によってはリーズナブルに高速が利用できそうです。
コメント(6) 
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コメント 6

やなぼー

弘前城がデカいんですよ(^_-)
山城は、こんなもんです。
ただ、あちこちに防御陣地が存在しますので、それ全部落とさないと
本丸に辿り着けないようになってます。
それも、もれなくボーナスステージだらけ!
弥彦に行って、寺泊をスルーする人間はあまりいない気が・・・!?
まあ、私が弥彦に行ったときは、すでに夜だったので、スルーしたん
ですけどね~(爆)
f^_^;)
by やなぼー (2017-10-31 05:38) 

影風響

お邪魔致しまする~。
楽しく拝見致しておりますです。ハイ
佐渡良いですよ・・・・ただフェリー代が少々たかいのよね。
 あっまじですか(^_-)-☆・「同じ雪国でも警戒心のカタマリな秋田人とは違うなぁ…。」
 全国各地の場所場所で地域性はかなりありますですよ~

by 影風響 (2017-10-31 12:49) 

TS

やなぼーさん>
何しろ、長いこと『生まれも育ちも秋田の辺境』が口上だったので、
想像以上に東北以外の名所については無知だった事に気づかされる
近年です。(笑)

寺泊は女の子目当…ゴホゴホ!!…美味い海の幸を求めて来年にでも
再訪するとして、燕三条も何か鍛冶の街っぽい所を見てきたい所です。
あと、スルーしちゃった弥彦山の展望台?も行ってみたいですねぇ♪

…弘前城は最も身近な城塞のうえ、貴重な天守も櫓と勘違いされる
あのサイズなので、乱世に揉まれた地域のお城なら、
もっと凄いのでは…!?との勝手な思い込みがありました。(笑)
冷静に考えれば、平地の城ゆえに巨大な堀とか強固な城壁が必要に
なるんですよね。(汗)
by TS (2017-11-02 00:12) 

TS

影風響さん>
現代の秋田には離島が存在しないので、島ってちょっと異空間な
感じがするんですよ~。
定期船以外に本土に戻る手段が無いとか、ドキドキしそうです。(笑)

個人の個性もあるので一概にまとめちゃうのは暴論かも知れませんが、
我が秋田人は東北の中では一番扱い難いタイプだと思います。(爆)
他県の営業の方からは『信用されるまでが大変』と聞かされた事が…。

他には、車を買うときも殆ど値引き交渉しない(ただし比較はするので、
最初の提示額が安い所か、知り合いの所で買う)とか、相手のミスを
強く指摘はしない(でも記憶はするので次回からは頼まない)とか、
表に出さない嫌らしさが特徴です。(苦笑)
by TS (2017-11-02 00:35) 

Jyo

新潟は村上までしか行った事が無いので、もう少し足を延ばしてみたいと
思ってますが、寺泊を押さえておけばイイのですね(^^)
二輪規制を規制された弥彦スカイラインは、未だにダメみたいなのでなんとか規制解除出来ないでしょうかね~

by Jyo (2017-11-11 15:42) 

TS

Jyoさん>
寺泊以外にもイロイロと見どころはあると思うんですけどね。
秋田の人が名所を聞かれて『男鹿と…角館と…あと何だろ?』って
なるのと同じ感覚で言ってた可能性大です。(笑)

弥彦のスカイラインは二輪NGだったんですか!?
…再訪への意欲が減少してきました。(苦笑)

ところで、次の週末はタイヤ交換で帰ろうと思っているのですが、
天気予報が怪しくなってきました。(汗)
次の週末を逃せば来月まで帰れないので、降らなければ
良いのですが…。
by TS (2017-11-14 23:51) 

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