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2017 キャンプ納め [ツーリング&ドライブ]

2週間ほど前の事ですが、気温的にはそろそろラストだろう…という事で、年内最終のキャンプに出かけてきました。

天気予報で、夜間でも最低気温が5度を下回らない程度をキープしてくれそうなエリアで、良さそうなキャンプ場…と選んだ結果、宮城県登米市迫町にある長沼フートピア公園のキャンプ場になりました。
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何しろ自分はただ寝るだけの装備しか持っていない似非キャンパーなので、極端に低い気温だと永遠に冬眠する羽目になるので…。
そもそも雪が積もったら帰宅できなくなりますしね。

長沼といえば、東京オリンピックのボート競技の会場候補地として、東京の海の森水上競技場と最後まで競っていたので、今ならご存じの方も多いでしょう。
すぐ近くにラムサール条約登録地の伊豆沼もありますが、宮城を縦断する国道4号線や高速ICからは少し距離があるエリアです。

個人的には登米(とめ)市といえば登米(とよま)町の油麩丼が好きなので、時折立ち寄るエリアではあるのですが、迫(はさま)町はあまり立ち寄った事が無いんですよね。
でも今回のキャンプ場が非常に良かったので、来年は是非もう少し暖かい時期に再訪したい所です。


さて、その目的地の公園は長沼の南側にあり、冒頭の写真に写っている本格的な風車が目印となるので、間違って素通りする心配は少ないかと思います。

駐車場の入り口にはバー式とチェーン式のゲートが並んでいますが、施設の営業中は道路側から見て右側のチェーン式のゲートが開放されているので、そちらから無料で出入り可能です。
営業時間外にはチェーン式のゲートが閉じられて、バー式のゲートから出る事のみ可能となるようですが、バイクの場合は反応するか不明。

自分は最初、左側にバー式のゲートがあったので入るのを躊躇(バー式の多くはバイクに非対応)してしまいましたが、よく見たら右側から入るようにと案内が書かれていました。

駐車場横にある公園案内所でキャンプ場利用の受付を行っており、利用料金は人数分の使用料とサイトの使用料になります。
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大人一人は日帰り~一泊300円プラス、サイト使用料がオートキャンプサイトは1サイト日帰り~一泊で3500円とそれなりですが、バイクや自転車での利用に便利な一般キャンプサイトはテント1張り日帰り~一泊で500円なので、ソロのライダーなら一泊800円で利用できます。

また、テントのサイズには特に指定が無いので、グループやファミリーで大型のテント1張りを利用すれば、よりリーズナブルに利用できます。

…そんな場所なので、もちろん自分以外の利用者はみんな高級テントを使うファミリーやグループでしたとも。
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自分はというと、もちろん20年モノのコールマン・ツーリングドーム2(破損部修理済み)です。

それと今回はグランドシートの代わりに追加装備を導入しました。
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ホームセンターで買ってきた、軽トラ用の荷台カバー。
当然ながら防水ですし、なんかサイズ的に丁度良い気がする…と思って買ってみたんですが、これが小型テントには何とも絶妙なサイズ。
しかもゴム紐用のホール部にペグを刺して固定できるので、この日の強風の中でも簡単に敷くことができました。
断熱性はまぁ大してありませんが、地面からの湿気が押さえられれば経年で痛んだフロア部をフォローする役目は十分に果たせます。
3分の2ほどに折り返して使用していますが、前方にタープを展開すれば丁度良いくらいの広さかも知れません。

さておき、小雨交じりの強風にやや苦戦しながらも、無事にテントを張りました。
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写真は翌朝のものですが、この簡易さが自立式テントのメリットですねぇ。

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公園内のサニタリー棟にコインシャワーもあるのですが、公園を出て1~2kmほど東に行くと温泉があるとの事で、就寝前に温泉に入って温まり、湯冷めする前に就寝しました。
夜も時折吹く風と、遠くから聞こえる野鳥の声が響いていましたが、さほど気になる程でもなく翌朝を迎えます。
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雲は残るものの、前日よりは良い天気。

朝の散策をしていたら、ちょうどサイトの向かい側でキャンプしていた若者に声をかけられ、彼らのグループは北海道で知り合ったバイク乗り同士だと判明。
この日は天候が悪かった事もあって車でのキャンプをしていたそうで、スノーピークの立派なテントの中、ストーブを備えた暖かい前室にて朝のコーヒーをごちそうになりました。

毎度の事ながら、自炊装備を持ち歩いていない近年のキャンプだと、こういった出会いの時はごちそうになるばかりで何だか申し訳ないですね。
それもあって、積載の向上を検討している最近です。

それにしても、大型テントは快適ですね!
車でキャンプに行くなら、やっぱり高級テントも選択肢のひとつですね。
…ま、我が愛車の積載性能はブラックバードと大差ないので積めませんけど。

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ボート場はこっちかな?
オリンピックの会場になっていたら周辺は色々と整備が進んでいたのだろうな…と思うと微妙な気分。
そして、誘致できるかも!?と奔走した関係者の心情を思うと、先日の選挙の結果はざまぁみろと…(以下自粛)

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さて、ノンビリと撤収準備も終えて、再び過積載仕様。
これで年内のキャンプは終わりかぁ…と思うと少し寂しくもありますが、たとえばシュラフの耐寒性能を高めてもバイクが走れないのでは意味がないので、やはりまた来年、ですね。

ただ、来年のシーズンは装備をもう少し充実させて挑みたいと思っております。


ところで、気がつけば2017年も冬の様相ですね。
先日、車のタイヤ交換をしたら、翌朝には積もりやがりました。
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…この冬最初の積雪でいきなり除雪が追いつかない高速とか勘弁して欲しい。

あ、タイヤ交換で思い出しましたが、長く愛用しているミシュランのパイロットロード、次期モデルの『5』が出るようです。
…ええ、車のタイヤからバイクのタイヤに唐突に話題が移りましたが、気にしてはいけません。
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少なくともフロントタイヤは来年また交換となる見込みなので、それに合わせて『5』をチョイスするか、それとも評価が出そろうまで『4』で様子を見るか…。
と言っても、限りなく二律背反な性能を求められるスタッドレスと違って、バイクのロードモデルのタイヤはモデルチェンジで大コケする可能性は低いと思うので、いきなり『5』でも大丈夫だとは思うんですけどね。
相変わらず欲しいモノはいっぱい、先立つものは全く無いですねぇ…。
コメント(4) 
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コメント 4

HIRO

こんにちは。
今シーズンファイナルキャンプ乙でした。
初夏のWTCはともかく?秋のMOTOGPは宿の確保が難しいので、来年はキャンプ…とか考えて、色々調べ中です。
実際に体験して装備を揃えて行くのが良いのでしょうが、最低限揃えてみようかと>>取り敢えず昔買っておいたPEAK-1を発掘しないと(笑)
by HIRO (2017-11-23 22:48) 

やなぼー

長ものなら、屋根開けて・・・
って、やったら雨降りそうだな・・・f^_^;)
660の冬越え
フロント、ガリガリやりそうですね~
仙台だと、そこまで降らないかな!?
私は、北で10cmも積もると、カメさんになっちゃう車乗ってたん
で、救出お願い用の牽引ロープは必需品でした。
一人で残業してたら、職場で遭難しかけたからな~(爆)
by やなぼー (2017-11-24 06:04) 

TS

HIROさん>
宿の確保よりは有利かも知れませんが、シーズン中はキャンプ場も
混雑しがちなのが問題です…。(汗)

装備は予算に余裕があったら最初からある程度良いモノを揃えるのが
早道とは思いますが、最近は安くてもホドホド使えるノーブランド品が
多数あるので、そちらも選択肢としてはアリかも知れません。
PEAK-1は自分もテントと同時期に購入したストーブがありまして、
補修用のパッキンが入手できそうなら復活させたい所です。
by TS (2017-11-25 18:51) 

TS

やなぼーさん>
では、ロールトップを生かしてルーフを左半分だけ開いて…とか妄想してみます。(笑)

仙台は、多少の積雪で発生する渋滞から推測すると、轍が出来る
レベルの積雪になった時点で交通が麻痺すると思われます。(爆)
同じ東北で、あんなに雪に弱いとは思っておりませんでしたよ。(苦笑)

そして、帰りが遅くなって遭難しかける…雪国あるあるですね。(笑)
ほんの数時間で景色が変わる事もよくありますからねぇ…。(汗)
by TS (2017-11-25 19:04) 

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